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目標プログラミングを学ぶ作業は地味な上に、1文字違うとエラーとなり初学者にとって困難が多い。実際、コードを書き上げるまでの労力とデバッグ作業とでは、デバッグ作業の方が倍も時間がかかるということも少なくない。多くの場合、この部分で嫌気がさしてしまいプログラムを動かすまで至らない。 しかし、この部分にロボットを用いると「難しくないコードなのに動いてくれる」ところに面白さを感じる生徒は多い。ここに触発され、初学者を対象に「動くプログラミング講座」を考えた。 C言語プログラミング教育の基本は「ひとつの言語をしっかり使い込む」ところにある。どんな言語でも異なるのは表現等であり、ロジカルな部分、アルゴリズムに変化はない。「変数」「条件分岐」「繰り返し」のマスターを基本とすればよい。 BASICにするか、Cにするかは悩ましいところだが、文法的にはC言語の方が Javascript や JAVA など似た文法を採用している。「標準」として学生に学ばせる大学も多い。したがって、今回はC言語を基本とした文法構造の言語を採用することにした。 Arduino の Sketch や LEGO Mindstorm の NXC はいずれもC言語に似た文法構造をしており、前述の3点は同一である。 学習プログラミングの学習法の第一歩は「まねる」ことである。どの言語も基本は英語なので、英単語の意味からどんな処理をしようとしているかを考え、正確に入力できたときに得られる結果と予想を比較する。結果と予想が一致するようになってくると見通しができるようになる。 次のステップは、「ちょっと変える」ことだ。変えた結果がどうなるのかを予想しながら、一カ所だけ変える。万が一これでプログラムが走らなくなれば、どこに問題があるか?それは、変えた場所であることは明らかだ。 |
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